霧の煙る早朝のアーカムに響き渡る悲鳴。ミスカトニック河に浮かび上がる首なし死体。
その死体の葬儀からこの物語は開始する。
遺産として託された屋敷、奇妙な死の真相、それらを巡ってPCたちは真相を求めていく。
# インセイン 「遺産」
## 基本情報
- システム: インセイン
- タイトル: 「遺産」 (「インセイン」収録サンプルシナリオ)
- タイプ: 特殊型 (全員使命達成も可能だが、PC/PLたちの判断によっては対立orバトルロワイヤルにもなる)
- プレイヤー人数:4人か5人
- サイクル数: 3サイクル上限
- ワールドセッティング:ワールドセッティング(本当は怖い現代日本とか)
- 想定プレイ時間: テキセ15時間....? 前後
- 使用可ルルブ: 基本ルルブ、デッドループ・ 時代アビ「狂乱の二十年代」可
- 備考: インセインルールブック収録サンプルシナリオ。 あくまで「インセイン」シナリオだと考えて遊ぶ方がよい
インセインルールブック収録サンプルシナリオです。
舞台は1920年代、アメリカ東海岸にあるマサチューセッツ州アーカム、
PCたちはとある人物が死んだことにより、アーカムにあるその屋敷に集います。
聞いたことある土地が舞台ですが、あくまでインセインシナリオとして作られているため別システムを連想するとガッカリするかもしれません。
またこのシナリオはGMが回しやすいように、改変を加える可能性が高いです。
PC/PLたちの判断によってはバトルロワイヤルのような展開になります。
ハウスルールは[[trpg:insane_rule|こちら]]に従います。
## あらすじ
舞台は1920年代アメリカ東海岸にあるマサチューセッツ州アーカム、そのアーカムでは奇妙な連続殺人事件が起きていました。
導入はミスカトニック河に首なし死体が浮かび上がるところから始まります。
その死体の甥(姪)であるPC1は、彼「ステファン・リード」の葬儀に参加するためにアーカムにやってきました。
そしてPC1はステファン・リードから、彼の所有物である「モクロ館」の遺産として託されます。
PC1は叔父の死に不審を抱き、他のPCたちを巻き込み調査をすることになるでしょう・・・。
## PCのハンドアウト
4人の場合、PC3かPC5をGMが演じる共演者として扱われる。(手番あり)
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HO/PC1
【使命】
推奨:なし
あなたは叔父であるステファン・リードの死を知り、その葬儀に参加するためアーカムへやってきた。
遺言状によると、叔父はあなたに遺産として「モロク館」を遺すと書いてあった。
あなたは「モロク館」で、叔父の死に不審なものを感じた。
あなたの【使命】は、叔父の死の謎を解き明かすことである。
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```
HO/PC2
推奨:記者/作家/警察/探偵
あなたは、現在アーカムで起きている「アーカム連続首無し殺人事件」を調査している。
あなたは、その調査の過程で、目撃者から、犯人らしき人物が「モロク館」へと入っていたという証言を得ている。
あなたの【使命】は、「アーカム連続首無し事件」の真相を突き止めることである。
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```
HO/PC3
【使命】
推奨:学生
あなたはミスカトニック大学の学生で、リードの生徒の一人である。
あなたは、リードに師事しており、その研究内容を受け継ごうとしている。
あなたの【使命】は、リードの意志を受け継ぎ、その研究を完成させることである。
```
```
HO/PC4
【使命】
推奨:泥棒
あなたは、「モロク館」に忍び込んだ泥棒である。
主人が死んだと聞きつけ、盗みに入ったのだが、その途中でPC1に見つかってしまった。
PC1は、自分を警察に突き出さなかった。あなたはPC1に借りができた。
あなたの【使命】はPC1を助けることである。
```
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HO/PC5
【使命】
推奨:好事家
あなたは、「モロク館」の隣にあるターナー家の跡取りである。
妹のヴァイオレット・ターナーと共に、幼い頃、PC1とよく一緒に遊んでいた。
あなたの【使命】は、新しい「モロク館」の主人であるPC1を助け、良好な関係を築くことである。
```
## NPC
当卓では一部NPCは表使命にかかれているため公開情報。
ひとによってはネタバレのためワンクション。
NPC情報
「ステファン・リード」:
PC1の叔父。ミスカトニック大学の教授であったが死亡してしまった。
PC3は彼を教授として従事していた。
「ヴァイオレット・ターナー」:
PC5の妹でありPC1の幼馴染。おっとりとした性格。 (PLたちの希望があれば性別名前変更可)
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