今日は自分の誕生日。お祝いをしよう、と母に告げられたのは何日前だっただろうか。 母が事故にあったと言う知らせを受けた。 急いで病院へ向かおうとした、はずだった。 いつのまにか、   目の前は真っ赤に染まって、      誰もいない通りに取り残されていた。 夕日の紅に染まった町はシンと静まり帰り、人の気配がない。 ……いや、傍らに、ひとつ。 自分と瓜二つの顔が、戸惑った顔で立っていた。 # インセイン「くれない通りと赤の声」 「ここはくれない」 『くれないとおり』 「あかのこえがきこえるよ」 『あかのこえが……』 ## 基本情報 - システム: インセイン - タイトル: 「くれない通りと赤の声」 (いと様作) - プレイヤー人数:1人 - サイクル数: 可変 - ワールドセッティング 本当は怖い現代日本 - 使用可ルルブ: 基本・デッドループ・ブラックデイズOK。時代ものは現代アビリティ可能。 - 狂気カード: 14~20枚 (枚数はGMが適当に設定) - 備考: 夕日のような世界に迷い込むしっとり和風シナリオ。 PCが不思議な赤い世界に迷い込みます。 出目に寄ってはたくさん狂気カードが手に入るかもしれない楽しい和風シナリオ。 ハウスルールは[[trpg:insane_rule|こちら]]に従います。 ## あらすじ PCは誕生日に母親が事故にあったと聞き、帰路を急ぎます。 しかし、気がつくと赤い夕日の世界に迷い込んでいて....? ## PCのハンドアウト HOのとおり母親がいるのが了承できて、多少設定が付与されても大丈夫なら継続キャラクターも大丈夫です。 ``` HO/PC1 今日は自分の誕生日だ。(誕生日は好きに決めて良い) 母が事故に遭ったとの報を受けて出かけたのに、気が付くと、誰もいない夕日の場所に立っていた。 こんなところにいつまでもいるわけにはいかない。 あなたの使命は【このくれない通りから一刻も早く脱出する】ことだ。 【秘密】 このくれない通りで気づいたとき、自分に影が無いことをすぐに気づいていた。 ここがどこか懐かしい気がするのは何故なのだろう? しかし、あなたは母の元へ早く向かわなければという焦燥感を抱えている。 あなたの真の使命は【母親の安否を確認する】ことだ。 また、あなたは初期狂気として【予知夢】を持っている。 ``` {{tag>overview insane}}