目次

それは、少し未来の。だけど、かわらない日常の、人々のはなし。
引っ越し、新しい生活、その中に潜む奇妙な感覚。
脳髄の奥底に張り付いたような記憶は、忌むべき「忌憶」か、
あるいは暖かな喜びによる「嬉憶」か、それとも。

インセイン「白夢荘の実験」

それは、今よりすこしだけ未来の話。
だが、どんなときでも人が苦しみ、悩み、悲しむことに代わりはない。

概要

このシナリオは本当は怖い現代日本のセッティングを使用するが、
シーンはすべて「白夢荘」の中になり、特別なシーン表は使用しない。
さらに、1サイクル経過 =1日経過として進行します。

またお守りはすべての自分の判定に使用して良いものとする(自卓ルール準拠)

キャラ作成について

継続でも一応大丈夫だが、ハンドアウトにかかれている内容は必須。
パラレルワールドになることを踏まえること。

(↓ バレなし灰夢荘経由者向け文章)
(灰夢荘ほどの葛藤は薄いと思われるが)できれば新鮮な気持ちで挑んだ方が
楽しいと思われるので、GM的には別人or新規がオススメ
あと灰夢荘ネタはあるけど灰夢荘とは全然違う話なので灰夢荘PCはオススメしない
(↑ 終わり)

またPCには親友「NPC」がいます。大学で出会ってから非常に馬が合ったのか、
とっても仲良くしている子です。このシナリオではそのNPCとシェアハウスするという形になります。
NPCがやっていることも同じアンドロイド研究です。
(もちろん異性だったらちゃんと部屋わけもします)
どんな子がいいか希望があったら合わせますのでご自由にどうぞ!

ハンドアウト

HO/PC
【使命】
あなたは、ロボットやアンドロイドの研究に携わるのを目指す苦学生だ。
早くに父親を亡くて以後、ずっと母が女手一つで育ててくれた。
しかしその母が突然事故死し、途方に暮れていたところ、
親友の「NPC」が声をかけてくれる。
「一人で住んでいると気が滅入るだろうし、 家賃の資金繰りも大変だろう。
きちんと資金を準備できるまで、自分とシェアハウスをしよう….。」
孤独が辛くまた手持ちの金も乏しいあなたには渡りに船の提案だろう。

あなたの【使命】は「白夢荘で平穏に過ごすこと」である。

備考:アンドロイド および PCについて

少し未来の世界あるいは、現代とは違う科学が進んだ世界。
アンドロイドは概ね人間とは仕事をサポートするような存在であり、
現在は受付や案内役、ポーターなど記憶と力が必要な業務についていてついていることが多い専属秘書としてのアンドロイド、
ハウスキーパーとしてのアンドロイドなども模索されているが、人間らしいの外見を持ったアンドロイドは多いものの、
「人間らしい人格」「人間らしい受け答え」の出来る アンドロイドは完全に完成に至っていない 。
販売台数は現在8000から1万程度、一部の大企業や個人資産の多いような家庭での普及に留まっている。
人間のような受け答えを完全に再現したアンドロイドはまだ存在していないが、ある程度人間を模したものは存在する。
しかしやはり心がないという認識を受けるようだ。

PCはこの程度の知識を持っていてOKです。
またPCはソフト・知能(AI)面よりはアンドロイドのパーツとかハード・メカニック的なものに
関心を高くもっていて勉強しながら研究中です。
一方NPCはどっちかというとソフト方面(AI)に興味があるようです。