目次

深い眠りから目を覚ましたとき
虚ろな視界が捉えたのは空からこぼれ落ちそうな満天の星と
美しく広がる翡翠のオーロラ、白い十字架

――そして

降り注ぐ翡翠の雨に触れて消えゆく世界の姿だった

インセイン「翡翠の街、終わりを探して」

呆ける君に声がかかる、その声の主は 
『ハロー、ヒーロー。世界を救ってください!』
昔、死んだはずのあの人とよく似ていた。

卓概要

ハウスルールはこちら

滅びゆく世界を一緒に歩いて、世界を救おう。

シナリオ傾向

滅び行く世界を2人で旅するシナリオ。
RPが好きな方、世界観を楽しむのが好きな方向け。
ふんわりですが銀河鉄道をモチーフにしている部分がございます。

あらすじ

目を覚ましたら汽車の中。
青い天鵞絨(ビードロ)の腰掛けに、車窓から入り込む億千の蛍烏賊(ほたるいか)の光。
目も眩むような幻想風景の駅に汽車は停車する。

一歩、PC1がドアから足を踏み出せばそこは終わりゆく世界の中だった。

混乱するPC1に声がかかる。

『ハロー、ヒーロー。世界を救ってください!』

声をかけたのは「死んでしまったあの人」によく似たPC2。
PC2からよく話を聞いてみれば緑のオーロラから降る雨が世界を消していくのだという。
混乱する思考の中、半ば流されるようにPC1はヒーローとして世界を救う旅を始まるのだ。

PC作成について

他事項

PCハンドアウト

PC2はPC1の知り合いに似ているという設定があります。PL同士で設定をすり合わせることを強く推奨。

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〇 PC1 【使命】
君は一般人である。
……はずなのに、何故か目を覚ましたら「ヒーロー」として祭り上げられていた。どういうことだ?
それどころか世界はどこか幻想的で、その上終わりかけている。……どうしろっていうんだ?
混乱してやっていられるか、と思ったのは確かなんだけれども。
あなたに手を差し伸べたPC2。それが、かつて亡くなったあの人に似ていたから。
PC2の言葉通りに世界を救ってみてもいいかな、なんて思ったのだ。
 
君の【使命】は「世界を救うこと」だ。
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〇 PC2 【使命】
君は「ヒーロー」の共をすべしと役割づけられた存在である。
今日この時、汽車に乗ってヒーローが現れるという知らせを聞いて駅で待っていたらPC1が現れた。
PC1を見た瞬間、不思議とひと目で理解した。あの人がヒーローだ。
だから君はPC1に声をかけた。
『ハロー、ヒーロー。世界を救ってください!』
 
君の【使命】は【世界を救う】ことだ。
 
PC1の知り合いに似ているらしい?不思議な偶然もあるものだね!