バーチャルリアリティ。
進化した技術は、ネットワーク上に現実さながらの仮想空間を作り出した。
コミュニティスペース「ロア」は、現代日本の地方都市を模した空間だ。
ネットワークで繋がった現実さながらの都市の中で、
人々はお喋りを楽しんだり、商品を実際に手にとって安全にオンライン・ショッピングをしたり、
美しくライトアップされた夜景を眺めたり、ゲームで遊んだりすることができる。
しかし、人の集まるところには必ず噂が生まれる。
ちょっとした仮想空間の裏技のようなものから、
現実でも有名な、電子の世界に似つかわしくない怪談話まで。
そんな中、まことしやかに囁かれるウワサの一つが今、「ロア」を賑わせていた。
それは、「ロア」の中では、死んだ人間と再会できるというものだ。
ハウスルールは基本的にこちらに従います。
仮想空間「ロア」でウワサを追っていく協力タイプシナリオです。
舞台は、ネットワーク上に作られた「ロア」と呼ばれる、現実そっくりの仮想空間。
「ロア」は「現実の延長線上としての仮想空間」を提唱したコミュニティスペースです。
ヘッドマウントギア(通称HMG)と呼ばれる、頭に被るタイプの機器を使って仮想空間に接続します。
あくまで現実の延長線上をコンセプトに作られているので、仮想空間上での自分の姿はHMGによりスキャンされ、反映されます。
自分とかけ離れた別人の姿になりきることはできません。
「ロア」は2020年近辺の都市部をモチーフにした仮想空間です。
「ロア」の内部で人々は本物そっくりの商品を手にとってオンラインショッピングを行ったり、レジャーやアミューズメントを楽しめます。
「ロア」には夜しか存在せず、昼間にはなりません。
それは、美しい夜景や星空が「ロア」の売りでもあるからです。
あくまで現実の延長であり、魔法が使えたり怪物が出たりするような仮想空間ではないことに、注意してください。
ただ現実にはできないような機能も多少はあっていいでしょう。
髪色や髪型を簡単に変更できたり、遠距離会話ができたり…
そういった細かい部分の世界設定は、GMとPLでセッション中に決めていっても楽しいです。
そんな「ロア」の内部で最近、奇妙なウワサがいくつも流れはじめました。
そうしたウワサを協力して解明することが、PC達の【使命】となります。
新規継続OK。ただし、設定は【秘密】と合わせること。
キャラの見た目は、VR世界ですが、設定上「機器のカメラで姿を取り込んでVR空間に投影する」形を取っているため、現実世界の本人の姿をとってください。
ただし、現実世界の本人の姿から髪の色を替えたり、不思議なアクセやオプションをつけたり程度のアレンジを加えることはOK。
こういうのが付けたい!とあれば、確認してもらえたら問題なしです。
お互い初対面です。ただし、作成時に「こういうキャラを作成する」という相談はOK。
HO/PC1 【使命】 推奨:10代後半~50代までの男女 あなたは、「ロア」を初めて訪れた。 と、言ってもあなたの目的は仮想現実を楽しむことではない。 仮想現実内で広まる、真偽不明の噂話――都市伝説とも呼べるそれらに興味を持ったからだ。 そんなあなたが、たまたま最初に出会ったのがPC1とPC2だった。 二人はあなたの動機に興味を持ち、協力してくれるらしい。 あなたの【使命】は、仮想現実に広まる「ウワサ話を調べること」である。
HO/PC2 【使命】 推奨:10代~20代後半くらいまでの男女 あなたは、日々「ロア」に通う常連プレイヤーの一人である。 「ロア」は最初は新鮮だったが、最近ではすっかり慣れてしまって刺激がなくなった。 そんな時、あなたはPC1とPC2に出会った。PC1は、この仮想現実のウワサを調べるつもりだという。 興味を持ったあなたは、PC1に協力することにした。 あなたの【使命】は、「新しく興味の対象を見つけること」である。
HO/PC3 【使命】 推奨:10代~20代後半くらいまでの男女 あなたは、日々「ロア」に通う常連プレイヤーの一人である。あなたにとってこの仮想世界は、現実以上に落ち着く場所だ。 だが、最近奇妙なウワサが増え、それ目当てに訪れる人達が増えて来た。 どうにも落ち着かない。ウワサの真相が明らかになれば、また落ち着いた空間に戻るだろうか。 そんな時、あなたはPC1とPC2に出会う。 ウワサを調査するという二人に、あなたは協力することにした。 あなたの【使命】は、「ウワサを沈静化させること」である。