時は、大正。
帝都の外れに、死人の藝術を
揃えた奇妙な館が噂される。
その名は「鬼哭館(きこくかん)」。
ここでは時折、客人を招き奇妙な展示が開かれる。
此度の祭典に現れたのは、六人。
そうして一夜明けたのちに、現れるのは一つの死体。
不可解な死体はまさに死人の館を飾るにふさわしい
「鬼の祟り」。
奇妙な事件に現れたるは「自称名探偵」。
さぁ、不可解な殺人現場に
いかなる秘密と物語が隠されているのか。
——— これは誰にも形容できない或る思いの物語
これより、開幕となります。
しゆうじが進行役をする場合、ディスコードで場所を用意します。
ルールはすべてそちらで公開されます。
GMのことを「進行役」シナリオではPLたちのことを「客人」と呼びます。
7人の場合「探偵」というが追加され、このキャラクターは確定で「犯人」ではありません。
登場人物名はすべて具体名などはなく、なにかしら役職とかで統一されています。
かつて一世を風靡した、この時代を象徴するとも言える文豪の一人。
この鬼哭館には、取材旅行がてら「書生」と共に訪れた。
中世的な外見、声をしており背格好からは性別の判断がつかない。
作家の元で、住み込みで働きながら勉学に勤しむ学生。
鬼哭館には、作家を連れ立って訪れた。
まだ若いながらも、聡明な雰囲気の青年。
大日本帝國陸軍所属の将校。
鬼哭館へは、軍の仕事で訪れた。
軍服の上からでも鍛えられていることがわかる。
大日本帝國新聞社勤務の記者。
鬼哭館には、記事の取材に訪れた。
小柄で眼鏡をかけた女性。
育ちの良さそうなお嬢さん。
鬼哭館には教養を深めるために訪れた。
楚々とした振る舞いの、小柄で可愛い少女。
鬼哭館に仕えるメイド長。
鬼哭館で開かれる展覧会を全面的に補佐している。
女性にしてはかなり背が高く、日本人離れした雰囲気を持つ。
「自称」名探偵。
鬼哭館には、事件が起きた後に訪れた。
犯人でないと保証される唯一の存在。
(これは物語で保証されている)