PCたちは告白をかけて水族館へデートにいくことになる…という物語
——— かどうかも、君たちが決めることになる。
このシナリオは経験者であっても問題はない。以下ルールによって経験者でもやったことのない展開が見れるからだ。
GMも必要はない。GMがいるならばそれは二人の物語を観客席で眺めることができる、それだけだ。
このシナリオは「プレイヤー二人で作る物語である」
このシナリオでは最初からハンドアウトをすべて公開している。
しかし「[ ]」で囲まれている部分はーーー 計画判定(■ 計画判定「本当のことは」参照)に成功したプレイヤーが自由に書き換えられる。
全体公開された秘密は「二人の真実」となるでしょう。
どれを真実にしたいか、相談しても、争ってもかまわない。
それもまた二人の物語なので特にGMからの言及はありません。これは二人で作る物語なのです。
(GMは基本的に上書きされたか、されなかったの確認程度の管理ぐらいしかしません)
そしてこのシナリオにはクライマックスフェイズが存在しないが、プライズ「告白」というものを
「メインフェイズ中の戦闘シーン*」で獲得しないと「告白ができない」(プライズの概要参照)
また戦闘で勝者が出た場合「エンディングに突入する」
いっそ、告白しないのもまた選択かもしれない
ーーけど次は何時告白できるだろうか?
特にHO(がなるべく合うように文章改変済み)にあうキャラならば問題ない。
一応の前提として「二人は仲がよく、水族館に行くつもりだ」という導入がある。
(が、秘密を書き換えたら前提が崩壊するかもしれない、インセインなのでそういうこともある)
そもそも秘密自体も、君たちで作るものなので、PL二人の同意さえあればどんなキャラでも問題ない。
二人が同意さえあれば、開始当時からキャラの設定が変わってしまっても一切問題ない。
特殊型であるが、二人で作る物語というコンセプト上、さほど隠すものもないと当卓では判断してます。
そのためCSも二人共共通GDMにて提出をお願いします。
(ですが希望があれば全く隠しても構いません、二人で自由に決めよう)
HO/PC1・PC2(共通)
【使命】
あなたは[気になる相手PC2/PC1と水族館へ遊びに来た一般人]である。
あなたは今日、PC2/PC1に伝えたいことがある。
あなたの使命は[PC2/PC1に告白すること]である。
何も書き換えない場合で、調査判定をされると上の【秘密】の【使命】が【本当の使命】になる。
秘密の内容を変えたい場合、以下の計画判定「本当のことは」を実行すること。
・このHOにかかれている秘密は【if】であり、真実ではない。【秘密】の全体公開によって、この【物語の真実】になる。
・計画判定「本当のことは」を成功すると、「全体公開されていない【秘密】の[ ]内を自由に書き換えること」ができる。
・計画判定に成功すれば、一度で複数の【秘密】を書き換えてよい。
・計画判定によって【秘密】を書き換える際、ひとつの【秘密】につき、ひとつだけ「恐怖判定」をつけることができる。
もしすでに恐怖判定がついていた場合、後から付けたほうを優先される。
・導入フェイズ終了時点で公開されるハンドアウトの【秘密】の内容は概要の内容と同じである(つまり[ ]しかないものは、書き換え前提)
—- ハンドアウトサンプル ——
HO/今日の約束
【概要】
今日の約束は[ ]から誘ったものである。
この[水族館]に来ることに決めたのは、この場所が[ ]だからである。
【秘密】
ショック:[なし]
今日の約束は[ ]から誘ったものである。
この[水族館]に来ることに決めたのは、この場所が[ ]だからである。
—- ハンドアウトサンプル ——
・計画判定で【秘密】を書き換えた場合、「書き換えたPLはその【秘密】を獲得した状態」 とする。
つまり、計画判定で上書きした【秘密】はもう一方のPLが獲得することで全体公開となる。
・【感情】を事前に結んでいた場合、計画判定が実行された時点で相手がPCが情報獲得したものとて、情報共有してもよいとする。
■ 計画判定「本当のことは」
(※ 計画判定は調査判定、感情判定、回復判定と同じように手番を使う判定のことです。 ルルブ p.201 参照)
PLは1シーンでの判定として計画判定「本当のことは」をすることができる。判定は任意の特技である。
この判定に成功すると、まだ全体公開になっていない【秘密】の[ ]内を自由にいくらでも書き換えることができる。
調査判定や感情での情報共有によって全体公開された【秘密】は<事実>となるため、書き換えることができない。
なお、どのような秘密に変えたかは非公開とするが、管理上、「どの【秘密】を書き換えるのか」はちゃんと公開で宣言すること。
書き換える際、PL同士で内容を相談することは可能だが、
最終決定的に内容を決める書き直すのは、計画判定に成功したPLとする。
つまり相談しても必ずそれを反映する必要はなく、最終的に判定に成功したPL独断で内容を変えても構わない。
このシナリオにはクライマックスフェイズが存在しない。
愛しい恋人たちが死力を尽くして殴り合うようなことはあってはならない。
もし本当は愛などなかったとしても、ここが戦場であっても、このシナリオ内で殺し合いはご法度だ。
君たちの戦いはこれから、これは君たちの「はじまり」の物語なのだ。
しかし、告白するためのプライズを手に入れる方法は「ミドル戦闘の勝者になる」必要がある。
戦わなければ何も手に入らないのだ。
(※ 戦闘シーンの演出は変な秘密にしない限りは穏やかに演出してよい、このあたりも二人の自由だ)
プライズ「告白」が使用された場合、速やかにエンディングへとシーンを移動する。
そこには感動の「告白」シーンが待っているであろう。ちなみにどちらもプライズ「告白」を手に入れられなかった場合、告白は許されない。
今日はタイミングが悪かったね。
また次のデートの日はやってくるのかな?
・元シナリオはPC同士は「大学生」だが、大学生でなくてもいいように書き換えてある。
・細かい処理の詳細化をしている(元シナリオより細かく決まっている)